条約軍飛行TU。
シャペロンをベースに、ペイロードと安定した飛行性能のさらなる向上を図っている。
大腿部に大型ミサイル6発(8発ではない)を装備。
これはシャペロンで試験的に導入されていた特殊弾頭ミサイルを強力にしたもの。
4本の腕にはビーム・ディフューザを備える。
それ以外の武装はなく、大型ミサイルを運搬するためにだけ存在するメカといってよい。
作戦行動時には2〜4台のシャペロンが護衛につくのが通例である。
シャペロンが翼のAIRエンジンと大腿部のジェットエンジンを併用し
主に揚力をAIRエンジンが、推進力をジェットエンジンが担っているのに対し、
シャペロンルージュは下半身の大部分がミサイルで占められ、
大型化されたAIRエンジンのみによって飛行する。
そのためスピードではシャペロンに劣る。
特殊弾頭の詳細は依然として不明だが、
過日の条約軍対信託軍の戦闘において、
多数の信託軍TUが突然動作不良を起こし大敗を喫した件と
関係があるのではないかと言われている。