ヤズロヴ

文化圏BのTU輸送ヘリ。
タンデムローターと2重反転ティルトローターの計4発。
条約軍が帰還暦520年代半ばに投入したと推定される。

機体下にTUをアームで固定して輸送するが、
輸送距離や投下のシチュエーションにより
うつぶせや仰向けなどさまざまな
固定方法を採ることができる。
アームは軟質部材で覆われており、
機種ごとに外形差異の著しいTUに柔軟に対応する。
また、最大離陸重量に対して余裕の無い場合には
ワイヤーによる懸垂も可能である。

近距離輸送においてはTUパイロットは
そのままTUのコックピット内にいるのが通例だが、
中・長距離ではヘリ側の与圧キャビンに移動して、
ヘリパイロットの後ろの座席につく。

ロックバード同様、設備のない場所でも
TUを固定できるよう脚が長くなっており、
自走によりTUの上に占位して収容する。

ヤズロヴ自体も主翼を折り畳むことで
更に巨大な輸送機に搭載可能、とも言われる。
この輸送機は議会軍のオキュペテーないし
アエロー級のサイズと推定される。

武装なし。