Fragments

『Fragments』 †

フラグメンツ：断片集、あるいは短編集。
歴史の狭間の出来事を描く短編小説に、通し番号を付けたシリーズ。

Fragment #001　“高貴なる光輝” †

　　　　　帰還暦525年。
　　　　　地球府の都市ニューベルを訪れた、ジャーナリストのラブ・オガスリブ。
　　　　　果たして彼の真意とは、またハンドモジュールに隠された秘密とは。

Fragment #002　“暗躍せし静寂（仮）” †

　　　　　帰還暦521年。
　　　　　月面戦争の開戦を回避すべく、月面都市トランキリティで密談が行われる。
　　　　　ライアン財団御曹司、クワイエット・ライアンがそこで知ることになる真実とは。

Fragment #003　“縁成” †

Fragment #003　“縁成”（PDF版・挿絵付） †

　　　　　帰還暦520年。
　　　　　ニヒルバウンにおける戦いは、激化の一途を辿っていた。
　　　　　議会軍若手将校ダガード・ベインズマンが、その混沌の戦火の果てに見たものとは。

Fragment #004　“新年なり濡鼠” †

　　　　　帰還暦522年。
　　　　　メズカラキムの大水門をめぐる戦いに動員された、ギルベルト・シュミッセン。
　　　　　バリクンビラ部隊を任せられた彼は、月光に照らされた水底で何を思うのか。

Fragment #005　“霧先の邂逅” †

　　　　　帰還暦520年。
　　　　　二人の若き女性パイロット――アークヴェルト・シェリアとトリーチェ・フェアデルベア。
　　　　　敵対する両者の運命の糸が、ニヒルバウンの森でいま絡みはじめる。

Fragment #006　“愛の逃避攻” †

　　　　　帰還暦525年。
　　　　　フェニキア大戦役のさなか、議会軍からの脱走を試みたTUパイロット、トビオ・キンブル。
　　　　　彼の愛の逃避行は果たして成功するのか。

Fragment #007　“再見！” †

　　　　　帰還暦520年。
　　　　　「お姉さま」の帰りを待ち、ニヒルバウン9号陣地の死守を決意した
　　　　　チェンファ・ザイツェン伍長が巡り合うものとは。