[[重量級マッジ]]とは名ばかりの改装で~ 納品されたカスタマイズ[[マッジ]]。~ [[リティナ・ベイロック]]少尉に~ 与えられるはずだったこの機体は~ 少尉の趣向に合わず、~ 受領されることすらなく~ 別部隊に納品されることになった。 送られた先は「[[デスカー隊]]」。~ 別名「節約部隊」と呼ばれる、~ [[ジャグラー・デスカー]]少佐率いる特務部隊だった。~ 「いかに機体を有効に使うか」をテーマに~ 日夜検討を続けている彼らにとって、~ 低コストでそこそこの性能アップを実現した~ 「[[重量級マッジ]]」は理想的な検討機体だったのである。 「[[マッジ・デスカー]]」と改名されたものの、~ [[重量級マッジ]]の設計をそのままに、~ 盾の厚みだけを強化したにすぎないこの機体は、~ [[マッジ]]の武装「[[スジキーリキ]]」での攻撃を~ 縦方向に制限したことで、~ 肩部、腰部の金属疲労を最低限に抑え、~ 盾で重量バランスを取ることと、~ 腰部パーツの追加により安定性を強化した~ [[重量級マッジ]]の設計を引き継いでいる。~ また、接近戦での視界確保を理由に~ 腹部に移動されたメインカメラだが、~ 大幅に被弾率を下げる効果が期待できる為、~ そのまま腹部固定となっている。 盾の装甲板が追加されたことで、~ その重量で腕が上がらずパイルバンカーでの~ 攻撃は不可能となってしまったが、~ 強度は飛躍的に向上している。~ [[デスカー>ジャグラー・デスカー]]少佐はこの機体を用いた新戦術~ 「[[ファランクス・デスカー]]」を考案したが、~ 欠点が見つかり、結局、実現はしなかった。