しんせい。
 
 [[統一国家連合議会]]軍や[[ケダブール条約機構]]軍に~
 匹敵する規模の軍事力(数的に劣るものの、質的に勝る)を備えた、[[文化圏C]]の組織。~
 多数のアステロイド結合体である<[[静苑]]>を住居とし、~
 [[セルロイド]]などの発達したバイオテクノロジーを誇る、いわゆる[[第三勢力]]。
 
 <[[法衣]]>に象徴される最高意思決定機関<[[御柱]]>への信託のもと、~
 原始宗教にも似た強固な精神的結束で繋がった軍民一体の組織である。~
 このため、他の勢力からは「[[信託軍]]」とも呼ばれる。
 
 奸計に長けると言われており、~
 [[プレオス]]や[[クロスハート]]の武力蜂起の裏で糸を引いていたとも、~
 また[[地球府]]を経由して[[ケダブール]]に[[ハンドモジュール]]技術を流出させることで~
 [[議会軍]]と[[条約軍]]の対立を激化させたとも噂されるが、~
 いずれも確たる証拠は残されていない。
 
 また、直接の武力行使に及ぶ場合にも、~
 戦場単位での数的優位を確保することで総戦力の不足を補っており、~
 実例として[[議会軍]]はガノケリスやステガギガスにおいて~
 質・量双方の面で不利な戦いを強いられている。
 
 
 視覚至上主義とでも言うべき独特の文化に生きており、~
 言葉ではなく、抽象的な図形を共通言語にしたコミュニケーションを行う。~
 個体識別には<[[銘彩]]>が用いられる。~
 また、手話などのボディランゲージも活用されていると思われる。
 また、手話などのボディランゲージや、光信号による圧縮言語も活用されている。
 
 発声器官が退化しているわけではないため、~
 その気になれば喋ることも歌うことも可能であるが、~
 彼らにとって声帯を使うのは低俗で下劣な行動に他ならない。~
 上流階級の一部の者に至っては、~
 遺伝子操作によって[[先天的に声帯が削除>フォロス]]されている。
 
 [[TU]]はじめとする[[機動兵器]]群に特異な色彩や形状が多く見られるのも、~
 彼らのこうした文化ゆえである。~
 これと関連して、<[[視刑]]>制度が導入されている。
 
 なお、<[[真静]]>という[[便宜的な自称>便宜名]]には、~
 「神聖にして真に静かなる存在」との含意があるとされる。
 
 

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