#ref(autumn-jacksie_improved.jpg) #ref(autumn-jacksie_improved.jpg,nolink,around,right) [[M.E.キングダム]]と[[プレオス]]が共同で進めていた~ プロジェクトにおいて生み出された[[TU]]。~ [[オータム]]完成型に至る試作機のひとつ。~ 型式番号はMEK-H2-01。 [[ハイトニックフラクター]]を搭載し、~ その推力によりなんとか月面での~ 実用的な運動性を獲得している。 しかし機体スペースのかなりの部分を~ [[ハイトニックフラクター]]が占めており、~ 人型としての完成度は低かった。~ コストと性能が[[プレオス]]の要求を満たさず、~ 量産型への移行は延期。 [[オータム]]が完成型に至るまでには、~ [[ハイトニックフラクター]]の小型化と~ [[TU]]基礎技術の蓄積を待たねばならなかった。 #ref(autumn-jacksie2.jpg) #clear ***実戦仕様 [#w361e774] #ref(autumn-jacksie2.jpg,nolink,around,right) 量産型の[[オータム]]完成後、[[オータム・ジャクシー]]は~ 研究用にときおり起動させられるだけとなっていたが、~ [[プレオス]]本土防衛戦を目前にして[[TU]]数が不足したため、~ 急遽、実戦仕様に改装された。 外見上、青系にシフトしたカラーリング以外に目につく変更はないが、~ [[ハイトニックフラクター]]の制御装置やコクピットの複座への改装、~ [[レーザートゥランケル]]用FCSおよびマニピュレータ端子の追加など、~ 火力と加速力だけは量産型と同じレベルに引き上げられている。 [[ナルツ・フィールドカッター]]と[[ラハ・メルカスターナ]]の乗機となり~ 予定通り本土防衛に参加した[[オータム・ジャクシー]]は、~ 前哨戦でこそ議会軍[[TU]]一機を撃破したものの、~ その後は故障続きで戦闘に参加できず、~ 修理完了直前に[[プレオス]]が降伏。 議会軍が[[プレオス]]制圧を進めるなか、~ [[オータム・ジャクシー]]も接収を待つ身となったが、~ 何者かが本機を動かし、[[プレオス]]から強行脱出している。~ [[誰が乗っていたのか記録は残っていないが>ゴー]]、~ 現場に居合わせ[[オータム・ジャクシー]]の手足を落とした~ [[ツィル]]のパイロットの証言では、~ 只ならぬ操縦テクニックの持ち主だったという。 脱出した機体の[[ハイトニックフラクター]]は、~ その後[[オータム・バスコ]]に流用されたと見られる。~ ただしこれについては異説もあり、~ 一旦[[オータム・ジャクシー]]としてレストアされ、~ さらにその後に[[オータム・バスコ]]として~ 機関部を再利用したとも言われる。~