2004/1/15~2/25
2004/10/29修正
ヴァッサゴのロボット戦記小説『黒龍隊の挽歌』で、いちばんたくさんでてくる機兵。だたし注意。ザコではありません。一般的な機体ではあっても雑魚ではないのです。
左の絵はヴァッサゴ版第三稿。初期画稿は朋友:武者ガンガルの手によりますが、こいつをメインの舞台道具に使うヴァッサゴとしては自分で描かないことには始まりません。よって描き始めたのがヴァッサゴ版です。挽歌の改訂やサイト独立にともなって、サイト開設当初に載せていた「ヴァッサゴ版第二稿」のアラも気になりはじめ……。
今回は武者の初期画稿のイメージに若干戻してみました。ほんと若干ですが。
モチーフは雑兵。ヴァッサゴ版ではあまり原形をとどめていませんが、腹のあたりは剣道の防具がもとになっています。この第三稿では肩アーマーの形状変更で「撫で肩」にして、より雑兵感アップを狙いました。
改訂でわりと頭身を下げたつもりでいたんですが、落ち着いてから見るとまだ7.5頭身くらいあったりして……。 武者の初期コンセプトから、亜細亜連邦系の機兵はモンゴロイド体型でないといけないんですがね。
2004/10/29、主線の再クリンナップと、デザインの微修正を施し、塗りなおしました。
↓カラーバリエーション
機兵の色は基本的にこんなんです。地味地味。
ほんとは三色迷彩とかもしたいんですが、技術的にまだまだ無理です。
以下、旧バージョン。
左:ヴァッサゴ版第二稿 2002/8/19完成
右:ヴァッサゴ版第一稿 2001/6頃完成
第二稿のサイズ変更しようと思ったら、大きいサイズのファイルがなかったので、再スキャン。
(最近は300dpiでスキャン後、必要部分を縦長さ基準で500、400ピクセルなどに解像度変更しています)
前にスキャンした頃はフォトショがなかったので汚い画像でしたが、これでちょっとキレイになりました。
フォトショ万歳。……でも旧画稿をお掃除するのってちょっと侘びしい。
<第一稿から第二稿への改稿で企図した点>
ふくらはぎ側面の立体構成が意味不明だったり、
頭部バイザー形状が実現不能だったりと、そういった点です。
それから設定好きのヴァッサゴらしく、
首に前後スライド機構を設け、襟の脇にサブカメラらしき物を設置。
さらにクリンナップに入った頃に、額に第三の目を追加。
バイザーが張り出してるうえに目がけっこう斜めについているので、
このままだと正面の解析能力が低かろうという親心(?)
技術的には、一年間である程度カッチリしてきて、線も落ち着いてきたような自覚。
でもまだ図法が混在した絵で、右肩が上がっていたりと不自然さも目につきます。
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