ギボン試験型で歩行プログラムに導入されたモンキーモーションは、 関節の広い可動範囲と相まって、 特に山岳部などの進軍が困難とされていた場所で 期待以上の高い性能を見せた。 その結果、局地専用TUとして制式採用されたのがこのギボンである。 試験型からやや小型化されている。
身体を腕で支え、足を上げた姿勢から 脚部横に搭載したマシンカノンを放つ「ブランコショット」や、 マカラから引き継いでいる投網、トリモチなどの特殊武装で 戦場をかく乱するクセモノである。