<[[真静]]>の宇宙・低重力環境用[[TU]]。 RE:530、本拠地<[[静苑]]>の工房にて、~ <[[萼者]]>[[アクサン・テギュ]]とその門下生らにより開発された。~ 開発の動機は、[[アクサン・テギュ]]のライバル視する~ 他の<[[萼者]]>が先に開発し戦果を上げていた、~ [[ルフト・ビアッシェ]]に対する嫉妬であると言われる。 [[ルフト・ビアッシェ]]が火力を最重視した機体であるのに対し、~ 本機は高速戦闘を主眼としたコンセプトで作られており、~ 戦場を縦横無尽に移動しながら、~ 両手各指のビーム砲計8門による射撃と、~ 脚と尾に内蔵されたビームカッターによる斬撃で敵を殲滅する。 初の実戦参加は同年の[[要塞衛星]][[ガノケリス]]攻略においてである。~ 軍師[[アクサン・スィルコンフレクス]]は~ 同型のよしみでテギュから本機を受け取ったものの、~ 実績のない機体を誰にあずけるべきか決めかね、~ 結局、陣頭指揮を執る際に自ら搭乗した。 正面切って陣を張りはしたものの、~ スィルコンフレクスは[[ガノケリス]]を正攻法ではなく~ 策略により手中に収める計画であったため、~ 本陣に配置された[[グリエリエ・パウーク]]は~ そのまま大過なく初の実戦参加を終えるかと思われた。~ しかし敵士官[[ジョン・ジョンJr.]]の奇襲部隊が~ 想定外の勢いで本陣に迫ったため、~ やむなくスィルコンフレクスは[[グリエリエ・パウーク]]にて~ [[ジョン・ジョンJr.]]の[[キャスケード]]を迎え撃ち、~ 策が成功するまでの時間を稼ぎきった。