[[エジンエンジン]]を搭載することによって、~ [[ツィーダ]]の性能は実戦に耐えるレベルまで引き上げられた。~ ここにきて軍にもようやく[[TU]]の正式採用推進派が現れる。 その筆頭とも言える存在が、[[ヴァル・ヴァサーゴ]]大佐である。~ 名門の家系である大佐は、この巨大な人型兵器に~ 西洋の騎士の姿を重ね合わせ、~ 軍部の象徴としてこの兵器を採用すべきだと判断。~ [[歩行試験型>ツィーダ歩行試験型]]、[[武器運用試験型>ツィーダ武器運用試験型]]、[[出力向上型>ツィーダ出力向上型]]の評価試験を~ 何度にもわたり専門家に検証させ、~ また自ら開発企業に足を運び開発を見守った。 [[エジンエンジン]]の搭載で、実用化の目処がようやくにも立ったその時、~ [[ヴァサーゴ>ヴァル・ヴァサーゴ]]大佐から[[TU]]開発部にカスタム機製造の話が持ちかけられる。~ [[ツィーダ4E]]をさらにチューンナップした専用機で、~ 評価試験に大佐自身の操縦で参加するというのだ。~ 開発部としても、量産が前提の機体とは別に~ フルチューンした機体の性能を評価してもらえるのであれば、~ と二つ返事でカスタム機の製造が決定したのである。 こうして開発されたカスタム機~ 「[[ツィーダ4E ヴァル・ヴァサーゴ大佐専用機]]」~ は評価試験において凄まじいまでの性能を見せ、~ [[TU]]の導入に反対する多くの上層部をその実力で黙らせることとなった。 [[TU]]時代の第一歩が踏み出された瞬間である。 手持ち武装:[[ナギ・ナッター]]