ジャグラー・デスカー少佐が発案した、
TUマッジ・デスカーの攻撃陣形。
横一列に並んだマッジ・デスカーが大盾を正面にかざし、
立ちはだかるもの全てをスジキーリキで粉砕しながら
一歩一歩と前進するもの。

ローマ時代の密集陣形にヒントを得たこの陣形は、
装甲とパワーを優先するあまり機動力に難を抱えていた
マッジの「どうやって接敵するか」という問題を解決したとして、
また、未熟なパイロットでも高い戦果を上げられるとして、
プランを吟味した上層部でも高い評価を受けた。

しかし、足並みをそろえるために
マッジ本来の進行速度をさらに遅くする
という欠点にデスカー少佐自らが気づき、
マッジ・デスカー自体が一機のみの
製作にとどまったため、
マッジ・デスカーによるファランクス・デスカー
プランはお蔵入りとなった。


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