#ref(http://wezverd.net/nest/gallery/others/hood4.jpg,nolink)

強固な装甲とパワーを強みとする、~
[[ケダブール条約機構]]軍の拠点防衛用[[TU]]。~

固定武装は全身の衝角と左腕のエレ・クロー。~

衝角は単純な打撃用のものと、~
外見が全く同じ爆裂型のものがあり、~
戦術に応じて換装する。~
また、右手用のオプションであるメイスは~
小型ながら同様の衝角を備える。~

エレ・クローは機体駆動用の電力を~
攻撃に転用するもので、~
スタン効果が見込めるものの、~
使うほど稼働時間が短くなってしまう。~
そのため現場の判断により~
右手用の手首に換装する場合もあった~
(手首モジュールはもとから左右対称)。~

防御力の面では後世のものを含む~
全[[TU]]中でもトップクラス。~
さらに、多くの[[TU]]が顔面のセンサーを~
弱点として残していたことを踏まえ、~
顔面を防護する展開式のカバーと~
サブの[[チューブアイ]]が追加されている。~

[[条約軍]][[TU]]の中では傍流となる[[パド]]系の機体であり、~
他系統の[[TU]]と違い電気駆動式。~
[[パド]]は容量不足から来る稼働時間の欠点により~
[[カロ]]に主力の座を譲ることとなったが、~
フドではセルスタックの大型化と~
大容量キャパシタの搭載でこの欠点を補っている。~

これにより機体重量は増加したが、~
もとより装甲を重視し運動性を切り捨てた~
設計思想で作られており、~
指揮官とパイロットはその鉄壁の防御力と~
豪腕を最大活用することを求められる。~

輸送の困難さゆえに拠点防衛以外に用いられることは稀で、~
総配備数に比して実戦参加の機会は少なかったが、~
東欧の穀倉地帯を狙った[[議会軍]]の波状攻撃を~
見事しのぎきったことで知られる[[ルコノイ・ルンバス]]将軍は、~
その勝利をフドとそのパイロットたちのおかげだと語っている。~

***フェイスカバー使用状態 [#gbcc13a0]
#ref(http://wezverd.net/nest/gallery/others/hood5.jpg,nolink)

スペースドアーマー内からカバーがせりあがり、~
胸部のサブチューブアイのシャッターが開放される


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