#ref(http://wezverd.net/nest/gallery/others/cancan.jpg,nolink,around,right) 傭兵[[ヤカム・カシム]]の愛機。 原形機はキブリ・エブリ・ヴァレリ・グロウリ発案による~ キャスケット系特殊部隊用[[TU]]、[[キャスローチ]]。 [[ヤカム・カシム]]は祖国分裂の混乱の中で~ (多くの傭兵がそうしたように非合法の手段で)~ [[キャスローチ]]を入手し、独自に改造を施した。 [[キャスローチ]]の特色のひとつであった~ 飛翔用オプションはオミットされ、~ アクチュエータによる跳躍力を活かした~ 接近戦用TUとして調整されている。 頭部から伸びる触角状のセンサーは~ 本来索敵用として[[キャスローチ]]に装備されたものだが、~ カンカンにおいては索敵よりもむしろ~ 接近戦時に周囲の敵機の動きを敏感に察知する~ 目的で使用されている。 主力武装は両腕のトンファー・ソード。~ 普段は防御主体の位置にあるが、~ スライド機構により前に長く突き出すことも可能。~ 切断や穿孔を目的とした装備ではなく、~ スタンショックを与えて相手の機能を停止させるもので、~ アルガウの装備するシナイ・ソードとほぼ同等品。 そのほか踵にダンビラ・ブレード、~ 膝にシュリケン・シューターを固定装備している。~ なお、[[ヤカム・カシム]]はシュリケン・シューターの~ 残弾補充が間に合わない場合、~ 空きスロットに実際には発射できない~ ダミーを入れてごまかしている。