ツィーダシリーズの試作機の一。
ただし、開発陣には従来のツィーダシリーズに
関わった者が殆ど含まれておらず、
結果として、従来の系統からは大きく逸脱する
機構を持ったTUとなった。
なお、このとき従来のツィーダシリーズ製作陣は
エジンエンジンなどの新技術の開発に従事している。

今までのツィーダシリーズを
大きく上回る運動性を誇っていたものの、
当時確立されつつあった関節機構の設計を
無理に独自仕様に変更したことが祟り、
関節がデリケートになってしまった。
そのことで「とても戦闘で使えるものではない」と
ツィーダシリーズ開発陣から批判を浴びる。
結果として、この機体の関節の設計が
直系ツィーダシリーズの機体に受け継がれることはなかった。

そのためもあってか、この機体に
ツィーダの名が冠せられることはなく、
正式書類では別系統とされたうえで
名称をギリシャ文字の「α」をもじった
アルフォン」とされた。

ツィーダ武器運用試験型から派生した
分家シリーズの原点となる機体である。


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