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ケダブール条約機構軍の高機動型TU

大気圏内外いずれにおいても高い安定性能を有し、
特に歩行能力と宙空間での姿勢制御を両立させた脚部には、
当時のTUとしては最高峰の技術が用いられている。

生産数は十機前後にとどまり、
神槍師団など一部特別なパイロットの機体として使用された。

両肩に攻守一体のギロチン・シールドを装備。

手持ち式のライフルは、
遠距離用の高集束ビームモードと
中・近距離用の拡散式ビームスプリッターモードを
切り替える事ができる。

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地上で絶大な威力を発揮するギロチン・シールドも、
宇宙では月面や要塞衛星内など、
限られた場所でしか有効ではなかった。

そこでのちに宇宙用の防御装置(仮)が開発された際、
宇宙に配備されていたハットは、
ギロチン・シールドをこの装置へと換装された。
停戦直前の三陣営による三つ巴の戦闘に出撃したハットは、
全てこの宇宙仕様だったと言われている。

なお、この装置からギロチン・シールドに戻すことも容易なため、
ケダブール内では換装後のハットに特に別の名前は与えていない。


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