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ヴィンデの下請けである某企業の一技師が発案したTU
いわゆるXシリーズの起点となる機体。

技師の設計図を再現するには既存構造材では剛性不足であり、
これを克服するにはトラクタービーム技術の応用発展を必要とする。
その研究には莫大なコストが必要であるとみられ、
結果として本機は設計図の段階で凍結された。

しかし本機で初めて提案された可変TUという斬新な発想は、
デルチュオンX2へと継承されてゆく。


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