設定資料:人物

亜細亜連邦軍  亜細亜連邦 国家機関  啓示軍  その他


亜細亜連邦軍

極東方面軍 黒龍隊
江藤 博照 (エトウ・ヒロテル) 江藤 博照 (エトウ・ヒロテル)  亜細亜連邦軍少佐。極東方面軍第二七独立連隊の隊長であり、その中心部隊である第四機兵大隊の隊長。
 バロッグを感知できる特異体質の持ち主。機兵の操縦技術は亜細亜連邦でもトップクラスだが、 わけあって特殊部隊「外廓聯」から左遷された過去を持つ。
 様々な趣味と特技を持ち、無邪気な精神も持ち合わせる。日本の士官学校では伝説の男。
 世人いわく、はた迷惑な熱血肥満漢。
 三十四歳。体格は身長百九十六センチ、体重百二十キロ以上との噂。
南田 竜時 (ミナミダ・リュウジ) 南田 竜時 (ミナミダ・リュウジ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は曹長。二十二歳。
 たいていの人間からは竜時と呼ばれる。
 物事を荒立てず和やかな雰囲気を好むが、内心では理非曲直にこだわっており、ときとして激しい言動に出る。
 少年期には精神修養のため空手を学んでおり、今でもリラックスのために型をやることがある。
李 峰國 (リー・フェングォ) 李 峰國 (リー・フェングォ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は曹長。二十三歳。
 広東の士官学校出身。母語不明だが、北京語と日本語は流暢に話せる。
 苗字がよくかぶるので、常に下の名かフルネームで呼ばれる。バナナとカフェオレが好物。
北嶋 三朋 (キタジマ・サブトモ) 北嶋 三朋 (キタジマ・サブトモ)  黒龍隊の副長。階級は大尉で、技術士官である。江藤とは幼馴染。
 本来は整備班を束ねることが役割なのだが、江藤が責任放棄することが多いため、よくパイロットたちの面倒も見ている。 人を呼ぶときに、階級をつけずに「くん」づけするほど丁寧な性格であるため、隊員からの人望は厚い。
 三十四歳。妻の裕美子と娘の朋美をこよなく愛している。
 さりげなく鉄道ファンであり、JRの駅をすべて諳んじられる。
ゴン太  江藤が赤龍隊から左遷される直前に拾った仔狼。毛は灰色。
 江藤によくなついており、たまのいたずらにも悪意はない……らしい(江藤談)。
 挨拶代わりに噛み付くことがあるので要注意。
藤居 祐輝 (フジイ・ユウキ) 藤居 祐輝 (フジイ・ユウキ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は准尉。
 若年士官増員計画による選抜を受け下士官となった身で、士官候補生ではない。士官学校も出ていないため南田たちと面識はなかった。
 機兵パイロットになる以前、中国で治安維持部隊の狙撃主としての実戦経験がある。 その頃出会った江藤を恩人と慕い、また、江藤の同期であり藤居に機兵操縦を仕込んだ茨木にも同等の敬意を抱いている。
 常にバンダナを着用する。
 二十五歳。
坂元 唯史 (サカモト・タダフミ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は曹長。
 南田、鷹山とは士官学校および機兵パイロット養成課程同期で、特に鷹山とよくつるんでいる。成績優秀な青年だが、軽口が多く喧嘩っ早いのが短所。
 戦闘用のナイフを携帯する。また、機兵用刀剣にも関心を寄せている模様。
鷹山 諒真 (タカヤマ・リョウマ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は曹長。
 坂元、南田とは士官学校および機兵パイロット養成課程での同期。「鳥の巣」と称されるほどの癖っ毛茶髪の持ち主である。
 坂元とのコンビネーション戦術は機兵の中でも外でも強力。
久留 正弘 (ヒサドメ・マサヒロ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は伍長。
 坂元、鷹山とは訓練時代から面識があったため、人目がなければタメ口で話す。
 色白でやや小柄。ときにはリーダーシップを取るが、必要がないときは寧ろ目立とうとしない。
群山 信 (ムラヤマ・マコト)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は軍曹。
 非常に寡黙で、他人への関心も薄く、存在感の薄いところがあるが、啓示軍に対しては人一倍激しい闘争心を見せることがある。
 趣味はギター。
朝井 秀和 (アサイ・ヒデカズ)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は軍曹。
 ぬいぐるみのようなフォルムの男で、だみ声。話し方もやや田舎じみているが純粋な方言ではない。
 言動が明快で、誰とでもすぐに打ち解ける。
杜 洋伸 (ドゥ・ヤンシェン)  黒龍隊の機兵パイロット。階級は伍長。
 富士本とは親友。日本暮らしが長いので、日本語は流暢。
矢俣 丞 (ヤマタ・ジョウ)  黒龍隊の整備兵。階級は伍長。
 将来的には北嶋の片腕と目されているが、まだまだ未熟。
 非常にせわしない性格で、皆から軽く扱われている。
 また、機械に強い一方でよく人の顔と名前を忘れる。
夏 明仁 (シャー・ミンレン)  黒龍隊の整備兵。階級は伍長。特殊車輛の運転などもよくやる。
 生まれは日本なので、普段は日本語を話す。また、軍用英語に長ける。
 与えられた仕事をテキパキとこなすが、江藤の悪巧みにも素直に協力してしまう困り者。
富士本 裕也 (フジモト・ユウヤ)  黒龍隊の整備兵。階級は伍長。
 もとはパイロット志望だった。
周 富窪(チョウ・フーワー)  黒龍隊の防諜担当のため派遣されたと自称する男。階級は伍長。
 背が低く、太っており、髪はツンツンで、目は三日月形。丸渕眼鏡が怪しく光る。
 あからさまに奇異な言葉遣いと雰囲気から、黒龍隊の面々には「時代劇の悪徳商人」呼ばわりされている。
 大陸系の三世を自称し、日本の中華街で育ったと豪語する。
円道 紗耶 (エンドウ・サヤ)  亜細亜連邦軍の新米軍曹。二十一歳。
 一八式情報化装甲車改に搭載され、また二三式戦場管制車に搭載予定である機兵戦術管制システムのエキスパート。
 ダーダネルス作戦参加に伴い、同期の訓練生五人とともに急遽黒龍隊に配属された。 彼女たちなくしてこのシステムと龍の真価は発揮されない。
秋月 杏里 (アキヅキ・アンリ)  亜細亜連邦軍の新米軍曹。二十一歳。
 円道と同じく機兵戦術管制システムの訓練を受けており、成績は最優秀。
極東方面軍 その他
倉知 恵子 (クラチ・ケイコ)  猿之門基地司令代理。階級は大佐。
 同世代のなかでは珍しい女性の司令クラス。
阿賀 正尊 (アカ・マサトシ)  第三二歩兵連隊第七中隊(機甲化歩兵部隊)隊長。階級は少佐。
 犬嫌い。
上妻 高志 (コウヅマ・タカシ)  第三二歩兵連隊第七中隊所属。阿賀の右腕。階級は中尉。
 長身、二枚目、品行方正と万能の男。ただし江藤の冗談には対応できない。
橋谷 治郎 (ハシヤ・ジロウ)  第三二歩兵連隊第七中隊所属。階級は伍長。
 阿賀の新米時代の面倒を見た古参だが、その頃からからずっと伍長。
小笠木 充 (オカサギ・ミツル)  第三二歩兵連隊第七中隊所属。階級は上等兵。
 部隊最年少。プラント火災の救援任務中に乗俑機ごと生き埋めになるが、黒龍隊に助けられた。
御船 恭一郎 (ミフネ・キョウイチロウ)  極東方面軍士官学校教官。
 まだ若い頃に負傷がもとで一線を退いており、江藤、茨木らの世代を知っている。
戦略軍
金 星也 (キム・ソンヤ) 金 星也 (キム・ソンヤ)  戦略軍参謀本部長、すなわち、亜細亜連邦軍の実務上の最高司令官。階級は元帥。韓国系。
 四十代でこの地位に就いたのは、彼の驚異的な才覚と決断力のためである。巷では元老院の犬と称されているが……。
神巌 慎吾 (カミイワ・シンゴ) 神巌 慎吾 (カミイワ・シンゴ)  金星也の副官を務める俊英。階級は大尉。
 体格は痩せ型の長身。物静かで、あまり表情を変えることがない。
セム・ディハン セム・ディハン  新青海基地の守備軍を統率する将軍。階級は少将。元、東部方面軍幕僚。
安 超備 (アン・チャオベイ)  亜細亜連邦軍中佐。西フェルガナ基地防衛担当。
アデタバ・ヨシダ アデタバ・ヨシダ  新青海基地で物資管理の仕事についている少佐で、中肉中背の三十五歳。
 日系二世のインド人で、日英二ヶ国語がペラペラ話せる。
 言動は大雑把なところが目立つが、実は細やかな配慮のできる男で、いやな顔をしつつも結局は面倒見がよい……というタイプである。
 ハイスクール時代からロボットをいじっており、その延長で独自の乗俑機開発に心血を注いでいる。 頭髪の後退は乗俑機開発の苦悩がにじみ出たものとも言われる。
 ブラックコーヒーを好んで飲む。
クレオパトラ・ジャワーハルラール  アデタバ・ヨシダの副官。階級は少尉。二十七歳。
 エジプト系インド人で、本当はもっと長い名前を持つらしいが、軍では上記の名で登録されている。 それでも呼ぶのが面倒だということで、上官アデタバをはじめとして知人らは「パトラ」と呼ぶ。
呂 孝明 (ル・シャオミン) 呂 孝明 (ル・シャオミン)  自称、戦略軍緊急連絡部所属の曹長。推定、中国人。
安 文俊(アン・ウェンジュン)  戦略軍情報部に所属し、周富窪の仲間と自称する男。中国人。
 階級は准尉。
汪 凱威 (ワン・ガイウェイ)  亜細亜連邦軍大尉。戦略軍特別運用調整官。
 中国人。年齢は二十八歳。
北部方面軍
カネジュ・イルベチェフ  北部方面軍の機兵パイロット。階級は大尉。三十歳。
 所属は第一〇四機械化歩兵師団第二独立機動混成団。
 祖父母が日本からロシアへの移民で、彼自身、堪能に日本語を操る。
 パイロットとしてだけではなく、「北熊」の工作員としても優秀である。
ユリウス・I・タマリアノフ  イルベチェフ率いる機兵小隊のパイロット。階級は少尉。二十四歳。
 ミドルネームの「I」は父称で、「イヴァニヴィチ」。
ジーナ・S・ゲルスカヤ  北部方面軍の機兵パイロットで、イルベチェフの部下。
 髪を紅く染め上げているため好戦的に見られるが、性格はいたって生真面目な女性。
 階級は少尉。二十五歳。
 父称はサヴェーリヤ。
ニューラ・G・シードロヴァ  北部方面軍の機兵パイロットで、イルベチェフの部下。
 ジーナと対照的に、好戦的で、賭け事なども好む。
 暖炉の谷西方でE12と交戦し負傷、入院した。
 階級は少尉。二十四歳。
 父称はグレゴリーヤ。
ミヤス・マトゥモトフ  「北熊」の中核人物のひとりで、北部方面軍の将軍。
 イルベチェフの友であり上官。階級は少将。
 「北熊の智将」と謳われる。
ショゴルフ・ダスマ  「北熊」の中核人物のひとりで、マトゥモトフの友人。
 北部方面軍第六戦略機動師団を預かる将軍。階級は中将。
 旧KGB系の情報組織とコネがある。
西部方面軍
長野 翔太 (ナガノ・ショウタ)  GT72鉱山基地に捕まっていた亜連の機兵パイロット。
 自称二十四歳であるが、声や外見、挙措に至るまでが幼く見える。
 階級は中尉。
ペイ・ユン  亜細亜連邦西部方面軍の生き残り、第三〇三軽量機甲師団の将校。
 階級は中佐。黒龍隊の一部隊員からは「白饅頭」と呼ばれる。
オーメント・ウェダム  亜細亜連邦西部方面軍の生き残り、第三〇三軽量機甲師団の将校。
 階級は少佐。過去の出来事から江藤に恩義を感じている。
アカスティン・マヒロフスキー  亜細亜連邦軍大佐。キルギス人。
 職業軍人の家系の出で、父親はかつて有力な将軍だった。
 指揮においては強硬さで知られている。
南部方面軍
古菅 純 (コスガ・ジュン)  亜細亜連邦南部方面軍、第一九〇旅団の旅団長で、大佐。
 規則と時間と秩序を重んじる。
 江藤の初任官時の上官。四十五歳。
紫龍隊
茨木 彪 (イバラキ・タケシ)  亜細亜連邦軍大尉。江藤とは士官学校の同期でありルームメイト。
 亜連軍において最初期に養成された機兵パイロットのひとりであり、 二〇二二年秋に負傷により前線を退いていた間も後身の育成に努めた(藤居が指導を受けたのもこの時期である)。
 ダーダネルス作戦発動に先立ち、戦略軍第九七旅団に転属。独立機兵小隊(のちに紫龍隊として改組)の隊長を任される。
 三十四歳。
姜 宗義 (カン・ジョンイ)  亜細亜連邦軍大尉。
 第九七旅団独立機兵小隊(のちに紫龍隊として改組)の副隊長で、機兵パイロット。
 韓国人。二十七歳。
乾 大輔 (イヌイ・ダイスケ)  亜細亜連邦軍中尉(戦時階級)。
 第九七旅団転属以前からの茨木の部下で、機兵パイロットとして多くの戦いをともにしている。
 茨木の療養中はアルダン高原にてフリューゲイル迎撃の任にあたっていた。
 二十五歳。
楠木 冴子 (クスノキ・サエコ)  紫龍隊機兵パイロット。階級は少尉。
 茨木の警護として現れた小嶺凪沙に反感を抱く。
 二十三歳。
尾西 隆範 (オニシ・タカノリ)  第九七旅団独立機兵小隊の機兵パイロット。階級は曹長。
 紫龍隊改組以前に戦死している。享年二十二歳。
尹 慶珠 (ユン・キョンジュ)  愛称キョン。紫龍隊整備班員で、階級は伍長。
 女性隊員のなかでは楠木と特に仲が良い。
 二十歳。


亜細亜連邦 国家機関

元老院
洪 秀連 (ホン・シュウレン)  元老院議員。
RAT
BK698  神巌が使っているRAT特務員。
BR450  暖炉の谷においてマヒロフスキーを補佐したRAT情報士官。
門宮 洗 (カドミヤ・ススグ)  RAT二級警護員。富士工場へ向かう途上、狙撃されていた藤居たちを助けた。
 男色家のような言動を取ることもあるが、真意は謎。
小嶺 凪沙 (コミネ・ナギサ)  RAT特務員。また、亜細亜連邦軍伍長としての軍籍も併せ持つ。
 茨木の警護を名目に軍人の身分で紫龍隊に加わったが、 その実、神巌より茨木の生命に関しての密命を受けている。
 二十一歳。
SMITS
五百蔵 惟織 (イオロイ・イオリ)  亜細亜連邦軍から出向している機兵テストパイロット。階級は上等兵。
 SMITSの思惑により、猿之門基地でひと騒動起こした。
ジョンソン  SMITS管理職。
ラリサ・コルヴァク  SMITSの研究員。
 ウズベキスタンの研究施設に在留する研究員仲間とその家族らのまとめ役を担っている。


啓示軍

基幹部隊
アルベルト・ヴェーバー  啓示軍の作戦指揮官。
 “時報(ツァイトアンザーゲ)”の名を持ち、
 その地位はハンス・ライルスキーに次ぐものである。
エトガル・ローゼン  啓示軍基幹部隊の若手士官。階級は少尉。
 ハンス・ライスキーの母方の家系、すなわちローゼン家の人間である。
 教養豊富で理論的だが、しばしば現実的判断をしそこねる。
 GT72鉱山基地を制圧し、ある重要な物資をベルリンへ送ろうとする。
E6(エーゼクス)
ケーシャ・スラント  啓示軍中尉。「黒豹」のふたつ名をもつE6隊長。黒人女性。二十八歳。
 愛機はカスタマイズされた黒いゾルダート「シュバルツパンター」。
リヒャルト・ブラームス  啓示軍中尉。E6副隊長。スラヴ系オランダ人。二十五歳。
ザック・コミレット  啓示軍少尉。E6隊員。三十二歳。
 額に小さな傷を持つ。
E12(エーツヴェルフ)
オズボーン・ワイルダー  ワイルダー兄弟の長兄。
 啓示軍第12エスカドローン(E12)隊長で、階級は大尉。
 異常に巨大な体躯を持ち、膂力も常軌を逸している。
 専用にカスタマイズされたエントゼルトゾルダート「ブルートバート」を
 愛用したが、同機がGT72鉱山基地で手痛いダメージを被ったため、
 暖炉の谷攻防戦以降はトーデスゲヴァルトを愛用する。
オズマンド・ワイルダー オズマンド・ワイルダー  ワイルダー兄弟の次兄であり、E12のエースパイロット。
 痩身。顔に大きな裂傷がある。
 刃物を好み、常時複数の刃物を携行。
 専用の改造型エントゼルトゾルダート「ブルートザオガー」を愛用したが、 同機は暖炉の谷南方での遭遇戦で破壊されたため、 以後、トーデスゲヴァルトを常用。
 階級は中尉だが、本人は階級で呼ばれることを嫌う。
オズワルド・ワイルダー  ワイルダー兄弟の末弟であり、E12のエースパイロット。
 まだ子供であるが、軽量化された拳銃を携行。
 ときとして旧約聖書も持ち歩いているが、宗教心はない。
 専用にカスタマイズされたエントゼルトゾルダート「ブルートフント」を駆る。
 階級は少尉。
その他
エンリコ・フェルバルディ  三脚型エントゼルトゾルダート「ドライバイニヒ」を率いる啓示軍将校。階級は大尉。
 黄色のマフラーを着用し、自らのドライバイニヒも襟に相当する部位を同じ色に塗り替えている。
 イタリア人。
マウロ・ニルシッジ  三脚型エントゼルトゾルダート「ドライバイニヒ」を操る啓示軍将校。階級は少尉。
 フェルバルディとはイタリア軍時代からの縁がある。
サルバ・ラディール  啓示軍軍曹。
 叩き上げの有能な下士官であり、ダーダネルス作戦にも冷静に対処し、 近隣の部隊をまとめてウズベキスタンまで撤退。フェルバルディ隊と合流を果たした。


その他

応龍隊/フェアバンテ
ヴォルフ  影龍、あるいはユプシロンと呼ばれる機兵に乗って現れた青年。
 金色の長髪をもつ。
ヴァルター  影龍、あるいはユプシロンと呼ばれる機兵を操る青年。
 長身、黒髪、無精髭。その言動には時により温度差が見られる。
身分不詳
バトゥ・ウォン  自称、旅人。
 変則領域の観測が趣味であるらしく、琥珀色の機械式ゴーグルなど、独特の品を持ち歩いている。