条約軍の初期の拠点攻略用TU

カロ重装型の大量投入によるモソチェゾ要塞攻略作戦は失敗に終わり、
条約軍は捲土重来を期して新たなTUの開発に着手した。
カロ重装型の敗因は、防御力は向上したものの、
その一方で重量の増加がカロの得意とした
跳躍力を生かした戦法に支障をきたし、
攻撃の決め手を欠いたためとされた。

バラクラバはその点を踏まえて、 次のコンセプトのもとに設計された。

両腕のハンマーファウスト?は、
ナッターの間合いの外からの攻撃が可能で、
なおかつ接近戦でも有効な武器として考案されたものである。
二つは要らないのではないかという声もあったが、
実のところ二つないとバランスが取れないのである。


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