この作品世界における主力兵器。
狭義には大型(主に15〜25m級)の人型ロボットのみを意味し、
広義には一部の機動兵器までを含める。
A.G.インダストリーの開発したツィーダが起源とされるが、
その開発にはワームホールの「向こう側」の知識が用いられたとも言われる。
なお、「TU」という言葉は
等々を含意するとされるが、正確な由来はつまびらかでない。
TUの運用をサポートする存在として、
戦艦やナギシステムなどがある。
この世界において、地球に住む人々は自然環境の保護を重んじる。
それゆえ大規模破壊兵器は地球府の信任を得るうえで有効でなく、
むしろ視覚効果の高いミニマムな機動兵器が求められた。
また、「暗黒時代」の間に地球の大部分を植物が覆っているため、
それは森林という障害物の繁茂した地上を
自在に跋扈できる有脚兵器である必要があった。
こうした理由から文化圏Aで開発されたのがTUであり、
文化圏B・Cもそれを追随・模倣する形でTU開発に着手した。
のちにTUは宇宙にも転用されたが、
これは作業用に試作した機体が
当初の期待を上回る機動性能を発揮したという偶然に端を発する。