A.G.インダストリーが実用化した
画期的な動力機関。
エジンマフラーと呼ばれる外部露出部が
外見上きわめて特徴的。
特性がTUの動力源として極めて有用であり、
これを搭載したツィーダ4Eの成功以後、
エジンエンジンはTU用機関として定着する。
特に第一期トライアル以降は、
統一国家連合議会軍の大半のTUが
エジンエンジン標準装備となった。
エジンエンジンには開放型と密閉型がある。
開放型は高出力高燃費だが大気圏内でしか使えず、
密閉型は宇宙空間でも使える強みがある。
のちに小型化・オプションモジュール化され、
ショイコ型のエジンエンジンが多用されるようになる。
このタイプの装備例は、
ツィル地上型、ツィニューマなど。
E.H.フラクターの実用化によって
最良のTU用機関ではなくなるが、
コストパフォーマンスの面では
E.H.フラクターに勝るため、
文化圏AにおけるTU用標準機関の座を
譲ることはなかった。
なお、A.G.インダストリーが特許を取得しており、
他企業がTUにエジンエンジンを使用する際は
莫大な特許料を払わなければならない。