ケダブール条約機構軍所属のTUパイロット。
専用の赤いパドをニヒルバウン戦で撃墜され、
敗北を喫した相手への復讐を誓った。
新たな乗機であるキャスケットはもともと
半ば無理やりに受領させられたものであったが、
彼女との相性はすこぶる良好で、
癖のあるイアイ・ブレードを的確に使いこなすさまから
「切り裂きシェリア」の二つ名が生まれることとなった。
ハンドモジュールの導入実験が行われた折、
テストパイロットに選抜された。
ハンドモジュールテスト部隊(仮)の中では最年少で、当時18歳。
だがその資質は条約軍の中でも際立ったもので、
セクタ・クシイやリイナ・リナに勝るとも劣らないテスト結果を叩き出した。
本来直情的な性格だが、年上の多い部隊の中、
あまり感情を表に出さないように努めていたという。
カラール・サマールやジョン・ジョンJr.との交流が確認されている。