帰還暦520年、山岳地帯ニヒルバウンにおいて、
統一国家連合議会軍とケダブール条約機構軍との間で発生した戦闘。
過去に例を見ない大規模なTU戦となった。
その後半においては、議会軍がフェニキア方面より
RGB兵器を持ち込んだとも言われる。
戦局は概して条約軍有利に進行したが、
最終的な戦略的勝利は議会軍が手にしたとされる。
この戦闘に、議会軍側からはヴァル・ヴァサーゴ大佐や
ギルベルト・シュミッセン大尉、ダガード・ベインズマン大尉、
トリーチェ・フェアデルベア伍長、マティアス・ドゥプラ少尉らが参加。
また、リティナ・ベイロック少尉やサングリエ・ボアケット中尉ら、
マッジのパイロット四名も戦果を残し、
重量級マッジやアー・マッジなどのカスタム機受領の栄誉を得ている。
一方、ドルノグ・ロノンが指揮する条約軍は
従来機より重装甲のダルを本戦役でデビューさせたほか、
カロ高機動型などの試作機も投入している。
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