ケダブール条約機構軍のエースパイロット用TU。
脚部の設計をバラクラバから引き継いでおり、
ジャンプ移動に頼りがちだった従来機とは一線を画す
高い歩行性能をもっている。
傑作機と謳われた本機種は、
ハンドモジュール対応化などの
アップデートが施され、長く運用された。
のちに量産型であるキャスクが開発されたほか、
純粋な後継機であるキャスケード、
特務仕様のキャスローチなど連綿と系譜は続いていく。
武装:
イアイ・ブレード
シュリケン・シューター
パイロット:
アークヴェルト・シェリア
クリフ・キリフ
特別な改造はされていないが、
左前側チューブアイカバーが外されている。
画像では保持していないが、
備え付けのイアイ・ブレードよりむしろ
手持ちのホムラ・ブレードを多用したと思われる。
クリフ・キリフは長く本機を愛用したが、
やがて消耗部品供給の滞りのため代替機の使用を余儀なくされた。
キャス・プラス(仮) †
実業家でありタレントでもあるブラバス・ブラウンが、
自らの知名度と財を背景に作らせた機体。
高性能機を元に色々手を加えているので
一見強力そうではあるが、
多分に見世物的要素が強い。
軍も広報と国威高揚の為と
半ば目をつぶっている様子である。
本職が軍人では無い為、
出撃機会は前線で無い事が殆どである。
そのため真価は発揮されていない。
各腕に内手と外手があり、
盾を保持しながらブレードを持ったり
ブレード2本を順手と逆手に持ったり出来るが、
切り替え操作などに習熟を要する為、
本機での評価テストを行いたいという、
開発部の思惑も見られる。
二対のマニピュレータを持つという発想は
のちのデデンダに受け継がれており、
本機のテスト結果は決して無駄になっていない。
系統機種 †