ケダブール条約機構軍の地上用量産型TU。
設計はカロよりも古く、
ギルバーグが手がけたTUとしては最初期の部類に入る。
主力機の座は後発のカロに譲ったが、
これは電気駆動式に起因する稼働時間の短さに
運用上の懸念が抱かれたためと言われる。
バヨの設計母体となったことからもわかるように、
決してパドの性能が劣悪であったわけではない。
事実、アークヴェルト・シェリアの赤いパドは
議会軍相手に華々しい戦果を挙げている。
緋色に塗装されているのが特徴。
条約軍TUとしては珍しいパーソナルカラー機。
ニヒルバウンでは両手にカムラ・ブレード、
両腕にダンビラ・ブレードを装備して出陣している。