ライアン財団が試作したTU。
統一国家連合議会軍第621独立部隊に配備され、
ライオット・ライアンにより運用されている。
開発コードはRTU2-001。
旧型のツィーダ二連過給型が設計母体とみられるが、
ツィルなどに由来する「各部の独立性を高める」というコンセプトを
より追求した再設計により、実質はまったくの別物と化している。
胸部にはズジュの機構を模倣したとみられる
ソニッククローを装備する。
両腕部を突撃型オプションに換装した状態。
強力な攻撃が可能となるが、反面燃費はきわめて悪い。
山明設定案 †
※原典はオ披露目掲示板ログNo.11847以降を参照のこと。
ライアット・ライアンの使用した機体はラプターの3号機で、
前駆となる2機の試作機が存在する。
1号機は
- ラプター“1”イーグル
- フォゲルグ“アインス”カイザーアドラー
- フォゲルグ“アインス”アドラー
等の名で呼ばれ、鷲のような外見。
2号機は
- ラプター“2”ディノニクス
- フォゲルグ“ツバイ”ハルベルト
- フォゲルグ“ツバイ”ハーケン
等の名で呼ばれ、恐竜のような外見をしている。
さらに財団は「ラプター」以降も、
- 4、5号機 近衛騎士団用(護衛用)
- 6号機 汎用量産用試験機
- 7号機 旗機=司令官用(総帥用)
- 8、9号機 近衛騎士団砲撃戦用
といった多数のTUを開発した。
これらは、TUを一個の製品としてのみならず
ソフトウェア、部品、電子機器、駆動機関などを包含した
多角的な商品群としてみなしたライアン財団が、
参加企業の有する技術を隈なくデモンストレートするために
必要とした数であるとされる。
また、完成した機体は実際に顧客への営業ツールとしていたようである。