PNGの特許技術により作られる装甲。
高い衝撃吸収性能をもち、TUに採用すれば
転倒、衝突時のダメージを大幅に軽減できるものの、
軟質装甲は硬さにおいて通常の装甲に劣るため、
議会軍は軟質装甲採用を重要視しなかった。
軟質装甲は、内部構造を徐々に破壊させることで
衝撃を吸収しているので、一見してわかる損傷がなくとも、
ときおり装甲を交換する必要がある。
初期の軟質装甲ではこの交換期間が短すぎて実用性が低かったが、
PNGは改良によりこの期間を数倍に引き伸ばした。
なお、PNGがトランキリティから工場衛星
パキケファラスに主力工場を移転したのは、
この新型軟質装甲の量産には月面のワールドハウスでも
環境が不十分だったためである。