はじめ文化圏Aの、のちに文化圏Bの機械メーカー。
もともとは造船などを手がけていたが、
統一国家連合議会軍が実施した
偵察警戒統合プロジェクトに合わせて
PNG-U1-Cを開発し、TU開発業界に参入を図った。
PNGは比較的安全牌と思われる特殊機から
序々にシェアを拡大していくつもりであったと見られているが、
独自規格パーツの多様が災いし、PNG-U1-Cは不採用となる。
しかしその後もTU開発を地道に続け(⇒参照:サルサス)、
軟質装甲TUの技術を確立するが、統一国家連合議会軍から
大きな受注を得ることはかなわなかった。
軟質装甲の生産に低重力環境が必要なため、
はじめ月面都市トランキリティに工場を置いたが、
のちにアスガルの量産に対応するべく
工場衛星パキケファラスに主力工場を移転。
さらに社の中枢をパキケファラスに集約させて、
経営のコンパクト化を進めた。
なお、トランキリティの既存工場は
移転費用捻出のため他社に売却している。
パキケファラスがケダブール条約機構軍によって
制圧されたのちは、文化圏BのTUメーカーの下請けとして存続
(造船部門など地球に残っていた組織は他社に吸収されたものと思われる)。
しばしの雌伏を経て、独自開発TUズキを量産化、
TU供給によってエマバール誓約軍を全面支援した。
軟質素材を用いた装甲が特徴。
一部、韻を踏んだ機種名・機体名が見受けられる(改造機含む)。
e.g. サルサス - アスガル - サブラウ - アルガウ