地球の地方名。
ロスト・パストの地方名に由来するとされる。
東部は岩石および砂丘砂漠が多く、
西部は対照的に深い密林が広がる。
その苛酷な環境と後述する戦乱ゆえに
開拓の手はあまり入っておらず、
歴史的価値の高い遺跡が多い。
議会軍と条約軍は長年にわたって
この地で一進一退を繰り返していたが、
遺跡の存在とは関係が薄く、
単純に地理上の問題であると推測される。
信託軍が地上侵攻を開始したのちは、
フェニキア大戦役と呼ばれる三つ巴の最前線となった。
議会軍のフェニキア方面軍には貴族出身者が多く、
ヴァル・ヴァサーゴ大佐もその一人である。