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統一国家連合議会軍の軍人。
座右の銘は温故知新。
名門の出で誇り高く、また軍の格式を重んじる。
ただし、実子ではなく養子。

服飾センスはかなり独特。
どうやって前を見ているのかわからないが、
鼻の頭まで深々とかぶった帽子の上から
サングラスをかけている。

そのTU操縦技量は高く、特にナギナッターを用いた戦闘を得意とする。

ワームホール停戦以前の時代を代表するTUパイロットの一人で、
試作されたツィーダ4Eに目をつけ、
独自に上層部に働きかけてTUの戦力化、
およびエジンエンジンの実用化を推し進めたことで知られる。

当時若くして大佐であった彼は
ツィーダ4Eのうち一機を自分用にカスタマイズさせ、
自らTUを駆ってのプレゼンテーションを行った。
このときの彼の機体カラーリングは
その後ヴァル・ヴァサーゴの代名詞として定着する。

なお彼は、ニヒルバウン戦にもこの専用ツィーダで参戦している。
当時フェニキア方面軍の所属であった。

のちにわけあって議会軍を抜け、
秘書オーレリアとただ二人、野にあった。
この折、士官学校同期生のレイノル・ファースティ
やむなく敵対、銃を向け合ったほか、
サウエル・エミッシュムッグ・アークとも接触している。

またこの間、軍ではヴァサーゴを名乗る
ファル・マルファスが専横を極めていたが、
密かにゲリラとして活動していた本物のヴァル・ヴァサーゴ
これをおびき出し、TU戦にてファルのツィーダ量産型に勝利。
議会において事の真相を明らかにした。

軍に復帰後、月面戦争終盤において前線に現れており、
プレオスのTUパイロットの前に姿を晒したとされるが、
このときTUに乗っていたのか否かや、戦闘参加の有無は不明。

月面戦争終結後はウィークリー・プレオロニクスに出入りする姿が
たびたび目撃されているが、その理由は不明である。

知己の仲であるギルベルト・シュミッセンムッグ・アークの協力を得て、
クロスハートクインティリオン・クオリティーズの戦闘にも介入する。
この際、軍の命令で再び名を偽っていたファル・マルファスとも対決している。

条約軍クリフ・キリフとは、
TU軍用化当初より幾度も矛先を交えている。
乗機にクリフ・キリフを模したカラーリングを施した時期があった理由は不明。

真静>とは過去の因縁があるらしく、
のちに特命大将として攻撃隊を率い、<静苑>へ出撃する。

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搭乗機種:
ツィーダ4E ヴァル・ヴァサーゴ大佐専用機
コルマカラアサマカラ
ガンミューオン
アイゼンミューオンアイゼンタウル


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Last-modified: 2010-02-22 (月) 13:34:48 (5407d)